名勝耶馬渓66景 Yabakei 66 spots
耶馬渓エリア(中津市、玖珠町、宇佐市)の代表的景観が、1923年3月、史蹟名勝天然記念物保存法にて指定されました。約100年の景色は幾世代に及び愛されています。
1818年にこの地を訪ねた文人・頼山陽は渓谷や岩峰の美しさに驚嘆し、山国谷に転じて「耶馬渓」と呼び「耶馬溪山天下無」の絶景と絶賛しました。耶馬渓の景観ができるまでには、三回の大きな火山活動があったといわれ、時の流れとともにこの土地ならではの景観をなしてきました。文人をはじめ多くの来訪者の心を癒し、自然の大きさを再確認させられるこの場所は、後世にも残したい日本の勝景のひとつです。様々な表情をした66もの景色を、どうぞ堪能ください。
参照:大分県中津下毛地方振興局/編 『名勝耶馬渓 66景 名勝耶馬渓ガイドブック』,1999年
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山国川筋の景
霊峰英彦山が起点で、下毛郡および中津市を通過して周防灘に注ぐ一級河川。沿岸に奇岩秀峰など、いわゆる耶馬渓式景観を見せている。川沿いはさまざまな絶景が続く。
- 中津市、三光、本耶馬渓町、耶馬溪町、山国町の山国川筋河川敷
八面山の景
東西3km、南北1kmのテーブル状溶岩台地。山頂部は平らかで信仰に深い巨石群が神社に点在。ほか日本有数の釈迦涅槃像、テニスコート、音楽堂など山全体が楽しみ所。
- 中津市三光田口
跡田川の景
跡田川は羅漢寺、古羅漢などの名勝を含めた山国川に合流しており、合流付近には道の駅耶馬トピアがある。耶馬渓の歴史・文化・民俗を紹介する風物館を中心とした観光施設。
- 中津市本耶馬渓町落合から下流
仏坂の景
山国川に沿う国道212号で三光村と本耶馬渓町の境に位置する。大きく蛇行した山国川急流を前に、高さ数十メートルの断崖が頭上に迫り出し、国道もトンネル通過している。
- 中津市本耶馬渓町下屋形
中ノ迫の景
八面山南麓にある耶馬渓層凝灰角礫岩の岩峰、石柱、絶壁が連なる地域で、コシキ岩に代表される。東にオドリ岩、中央にダルマ岩、障子岩、ホケ岩などの岩峰も続く。
- 中津市本耶馬渓町東屋形
競秀峰の景
「耶馬渓といえば競秀峰」というほど代表的な景勝地。有名な青の洞門も一帯となり、自然と人文がよく調和した天下の名勝地だ。山国川を挾んで対岸から観賞するのも最高。
- 中津市本耶馬渓町曽木、樋田
大平山の景
福岡県境にそびえる大平山は、山麓の山国川方面から眺めるとかなり引立ち、頂上からは競秀峰を眼下に俯瞰でき、周防灘をへだてて中国地方の山々をも眺望できる展望を誇る。
- 中津市本耶馬渓町曽木
犬岩・犬走りの景
河床に散在する大小無数の岩が不思議に犬の形に似ている事から「犬走り」の名が生まれた。ここは競秀峰を目に入れることが出来、三連アーチの羅漢寺橋も間近に眺められる。
- 中津市本耶馬渓町曽木
羅漢寺の景
全国鎮西羅漢の総本山といわれる羅漢寺。寺は山腹の岩洞の中に建造され周辺のカシ、シイ林によく映えて、自然景観と建築物が渾然一体となって 名所を作っている。
- 中津市本耶馬渓町跡田
古羅漢の景
羅漢寺前、頂上に怪奇な岩峰や天然橋を持った高さ100mほどの丘が続いているのが古羅漢の景。羅漢寺は人文景観、古羅漢は自然景観を誇り、よく調和しているのが魅力。
- 中津市本耶馬渓町折元、跡田
洞鳴峡の景
古羅漢南1.5km、国道500号が跡田川を渡る付近に、イムレ山の中腹にも及ぶ絶壁がある。またその山麓には洞鳴の滝という高さ7m程の滝が。この一帯を洞鳴峡とよぶ。
- 中津市本耶馬渓町折元、落合
木ノ子岳の景
檜原山、大平山と共に泰然と重きをなしている。標高630m。耶馬の富士とも言えるような山姿秀麗で甚だ優美。頂上からは洋々とした周防灘や二豊の群山や高原も望める。
- 中津市本耶馬渓町落合、耶馬溪町戸原
轟の景
山頂〜山腹にかけて角礫と凝灰岩の岩峰が続き、岸壁は凹凸、植物は地盤に根株を伸ばし奇観を呈す。渓流が岩脚でカーブするので、洪水時に音が響く事から「轟」が生まれた。
- 中津市本耶馬渓町東谷
引水の景
なかば人の眼にふれることなく引水の景はある。手前の高岩は稜線にそって老松がほどよく生い茂り、一幅の絵になっている。おうこ岩、大黒岩の立ち並ぶ姿も眼に入ってくる。
- 中津市本耶馬渓町東谷
地蔵峠の景
岩峰に石柱、絶壁が連続し、浸食作用を受け筍の様に直立するもの、岩頂に巨石を乗せるもの、数層重なるもの、岩脚を百足の如く伸ばし、洞窟を成すもの等が集積し圧巻だ。
- 中津市本耶馬渓町東谷、院内町小野川内
七仙岩の景
七人の仙人が、思い思いの格好でたたずむ姿に似ているところから名付けられた。朝夕、とくに雨の後にはさかんに水蒸気が立ち昇るところから「起雲洞」と呼ばれている。
- 中津市本耶馬渓町曽木
冠石野山の景
総見山の頂上に冠石と呼ぶ石がある。一説では下毛郡擬大領蕨野の勝宮守が官職を辞した時、投げた冠が石になった、また妻が宮仕えで冠を石に置いた事で冠石と名付けられた。
- 中津市本耶馬渓町冠石野
賢女ヶ岳の景
三日月神社裏手に聳える、標高約250mの岩山が賢女ヶ岳。七合目から頂上まで潅木がお覆っているため、秋の紅葉は見事。冠石野に面する西側は「九曲屏」と呼ばれている。
- 中津市本耶馬渓町多志田
山移川筋の景
深耶馬渓の入口から山移川を溯り、玖珠町まで川沿いに展開する耶馬渓の岩峰が様々な姿を見せ、清流山移川の流れと岩峰は見事な風景を演出している。
- 中津市耶馬溪町深耶馬、山移、玖珠町森
立留りの景
国道212号に接する巨岩山で、下を通ると今にも巨岩が落下しそうな恐怖を感じる。この景は今から約200年前に、一夜轟然と大音響を発して巌腹崩落してなしたという。
- 中津市耶馬溪町戸原
平田城跡の景
この城下は、田んぼが広く、米の生産に恵まれた事から白米城と云われ、平田城は最近の呼称である。黒田騒動で福岡藩52万石を支えた筆頭家老栗山大膳利章の故郷。
- 中津市耶馬溪町平田
岩洞山の景
国道212号から見ると岩屋集落上で、岩が自然観音を現す姿から「一名補陀落岩」ともいい渓中の奇勝である。久福寺の岩窟内に勝宮守夫妻が眠る墓があり、閑静幽雅な場所。
- 中津市耶馬溪町平田
烏帽子岳の景
山国川に津民川が合流する付近、酔仙岩、朝天峰と相対する場所にある。標高532mの中腹以下、山国川に接する付近一帯には怪奇な岩峰、石柱、洞窟が多数見られる。
- 中津市耶馬溪町小友田、栃木
酔仙岩の景
山頂一帯はシデ、アカマツが育ちその間に風化された20余の岩峰が露出し、頼山陽の入渓のとき、この景を見て「25菩薩が楽を奏して至るが如く」と述べたという。
- 中津市耶馬溪町戸原
大屋敷の景
酔仙岩と同様の景観地。頂上に築江城跡がある。この付近は、烏帽子岳、朝天峰などの奇岩秀峰が林立していて、山国川流域で最も凝灰岩風景が集中しているところだ。
- 中津市耶馬溪町柿坂
朝天峰の景
小川内集落の背後の岩峰群。津民側と柿坂側の両面から眺められ、耶馬渓層に筑紫溶岩の地形を見せている。岩質の違いは岩峰、石柱の輪郭、洞窟など変化を与えている。
- 中津市耶馬溪町栃木
擲筆峰の景
頼山陽が、耶馬渓図巻記に「此の山に至り筆を投じて嘆ず」と紹介、「嗚呼造物奇怪、画手亦写し至らざるものあり」と激賞した景勝地である。岩峰と水景が良く調和した名所。
- 中津市耶馬溪町柿坂
祇園洞の景
祇園橋頭の山腹に巌洞窟があり、ここに祇園社を祀ってある。奇岩より樹木が横に倒れたまま生じているのがはなはだ奇異であると、頼翁記文に記載されている所も見どころ。
- 中津市耶馬溪町大島
山瀬の景
物部から柿瀬にかけ県道上の三個の岩山は、岩壁をいくつも重ねて台地をなしている。ダム湖畔は、水上ススポーツが楽しめ、またダム建設記念公園「溪石園」もある。
- 中津市耶馬溪町柿坂、山移
不動岩の景
この付近は標高400~500mの耶馬渓溶結凝灰岩の広大な高原つづきで、不動岩は470mの丘に立つ高さ15m幅6m程の巨石。クヌギ林に一つだけ露出する様は偉観。
- 中津市耶馬溪町深耶馬
蜘蛛ノ窟の景
深耶馬渓の鴫良から院内線を岩屋方面に、町道を岩屋集落に500m入ったところに岩屋富士という山がある。その東南側の洞窟。入口は高さ5m、幅4m、奥行18m以上。
- 中津市耶馬溪町深耶馬
深耶馬渓および麗谷の景
一目八景を主とした地帯。群猿山、夫婦岩等が一望でき、食事処もある。麗谷は一目八景から西の玖珠郡境の渓谷を総称。イロハモミジ、ツクシシャクナゲの樹木美を楽しめる。
- 中津市耶馬溪町深耶馬、山移、玖珠町森、太田、日出生
金吉谷の景
伊福の景、山浦の景、幸田峡の景、提鶴の景、山田の景の総。伊福は田園沿い、山浦は風化水食、幸田峡は金吉川流域、提鶴は広葉樹、山田は水田を囲む等、様々な岩峰がある。
- 中津市耶馬溪町金吉、玖珠町太田
潜岩の景
津民川に沿ってそびえ立つ奇岩で窟曲し、その間から湧き出た清水は麓に流れ、風致はすこぶる優美でいたるところに大小の洞穴がある。背後には檜原の霊峰を望む絶景の地。
- 中津市耶馬溪町大野
柾木の滝の景
地元の代表的な滝。樹木に囲まれた柱状節理の美しい渕の中に上滝、中滝、下滝と三段になって落下する観は定評がある。滝の高さは上から3.5m、3m、5m(目測)。
- 中津市耶馬溪町大野
柾木の景
ナメシ、オビノキ渓谷などある柾木の景。この付近は中摩殿畑山、樋桶山などの原生林を背景に奇岩らの集合する地域。モミジ、ハゼノキの紅葉期の景趣は耶馬溪景観の醍醐味。
- 中津市耶馬溪町大野
落合の滝の景
柾木の滝に近く、古くから紅葉の滝として親しまれている。滝の落差は7m(目測)、滝壺を囲む岸壁も誠に優美。川床に積み重なる角のとれた岩石や美しい滝壺は印象的。
- 中津市耶馬溪町大野
川原口の景
九州に数少ない貴重な山城の跡が残る。長岩城跡の石垣は鉄平石を野面積みした独特のもの。また付近は巨岩と秀峰の連続で、県道に平行して1kmにわたって連なり景趣がある。
- 中津市耶馬溪町川原口
鋸岩・古峠の景
相ノ原、小屋ノ原の北、福岡県境の経読岳と雁股山を結ぶ尾根一帯は、鋸の歯のように奇峰が連続。裾山や、小屋ノ原から福岡県の合河や岩屋に結ぶ古峠付近からよく見える。
- 中津市耶馬溪町川原口
福土の景
芦木谷、馬台城跡、薬師洞に代表される福土の景。競秀峰を彷彿させる景勝地で、蘚苔類の着生は見事。薬師洞の西側の山が馬の形に近いことで馬台と呼び、馬台城跡がある。
- 中津市耶馬溪町福土
一ツ戸城山の景
1192年より中間氏代々の居城。黒田長政豊前攻めの際、知略家の中間統胤は、機を見て黒田氏と和解し存続。黒田藩の重臣として福岡城に転封の後、一国一城令により廃城。
- 中津市耶馬溪町宮園、山国町中摩
天の岩戸の景
岩伏集落の南西にある仙人岩という岩峰群。洞窟と洞窟の間に相対した20mを超す垂直に切り立った岩壁の頂上部を岩石が梁となって横たわり、天然橋となる西京橋がある。
- 中津市山国町中摩
京岩の景
羽高集落の背後地に京岩、ワシ岩と呼ぶ大岩塔がある。道路に近い方がワシ岩、奥が京岩。近くの雪舟庭からの双岩の景観は、雪舟がこの大岩峰を借景、作庭したそう。
- 中津市山国町中摩
宇曽の景
国道212号の三郷小学校の北側に宇曽の景がある。競秀峰と同様の成層凝灰岩の岩峰や石柱群は、国道からよく望見され朝陽峰とともに山国町の名所となっている。
- 中津市山国町宇曽
窓岩の景
厚さ10mほどの凝灰角礫岩の屏風岩に、ほぼ南北の方向に穴が突き抜けている。現在、南面は国道212号から望まれるが、穴は樹木に遮られ見つけることができない。
- 中津市山国町宇曽
朝陽峰の景
岩壁に無数の穴や布状の凹凸が見られ、それにツタ、カヅラが美事に着生している。これらの景の中に奇妙な形の石柱峰があり、夫婦岩とか拱立岩とも言われている。
- 中津市山国町宇曽
猿飛の景
山国川の上流、草本集落に猿飛と名付けられた甌穴群がある。甌穴群は川一帯に分布していて、国の天然記念物に指定。観光用つり橋からもすばらしい景観をみることができる。
- 中津市山国町草本
念仏橋の景
猿飛の景の下流400mのところにかけられた念仏橋を含めた天工峡のことを魔林峡と呼ぶ。この橋から上流の甌穴群までを千壷峡と呼んで山国町を代表する名所となっている。
- 中津市山国町草本、小屋川
一尺八寸山の景
この山には三つの尾をもつ蛇がいて、最初は「三尾山」と呼ばれていたが、分かれた尾の長さが計一尺八寸あったことから、「一尺八寸」で、読み方は「みおうやま」になった。
- 中津市山国町長尾野、日田市羽田
内匠の景
麗谷上流の高原台地に屏風岩と二つの池がある。高原は艶麗な草花、ツルヨシの湿地、池のジュンサイ、ヒシ、マツ、スギが混じった広葉樹、そして時折野鳥の声に驚かされる。
- 玖珠町太田
弓ノ木台の景
紅葉シーズンには、奇岩付近のモミジやイチョウの紅色・黄色がスギ等の人工林の緑色の中に一段と輝く存在を醸し出している。特に弓ノ木集落の高台からの鑑賞はオススメ。
- 玖珠町太田
坂ノ上の景
県道玖珠山国線沿線の坂ノ上の集落にある景勝地。溶結凝灰岩で造る岩峰や石柱など奇岩が林立し県道上から望見できる。奇岩には手袋山、天狗岩、乙女岩と名がついている。
- 玖珠町山下
鶴ケ原の景
坂ノ上の景から300m南に鶴ケ原駐車場がある。ここから東に林を通り600m進むと奇岩に囲まれた鶴ケ原の池がある。丸みを帯びた石柱や岩峰はあたかも日本庭園のよう。
- 玖珠町太田
立羽田の景
一名日暮の峠とも言われ、奇石秀峰が連続する裏耶馬渓の代表地。天に向かって突通すように起立する岩峰を彩るツタ、カヅラなどが美事で一幅の名画を見るようである。
- 玖珠町古後
大藤ノ谷の景
県道玖珠山国線沿いで立羽田から下河内へと下る金吉川一帯が大藤ノ谷の景である。周囲の野山から湧き出る清水が小川をつくるり、自然の造形美がなんとも素晴らしい所。
- 玖珠町古後
窯ケ窟の景
金吉川、柚ノ木川一帯を裏耶馬渓という。この一帯は数多くの名所が散在。中でも不河内と長田のほぼ真中に位置するカマドケ岩は自然の洞窟で五十余りの地蔵が祀られている。
- 玖珠町古後
清水瀑園の景
森川支流、仲田川にかかる滝。40km余りの滝水の形態は瀑園の名に恥じない景観美を見せ、渓流となって集落に注がれている。昭和63年「豊の国名水」に選定。
- 玖珠町岩室、森
角埋山の景
玖珠盆地のメサー・ビュート地形の山のひとつ。シイ、ウラジロカシなどの巨木は原生林の面影を残し野鳥の生息も多く自然観察地である。山頂には角牟礼城址がある。
- 玖珠町森
黒岳の景
国道387号の宇戸集落と柿木集落の中間の右側に位置する標高891.1mの山。山頂からは、九重連山や日出生演習場が望め、背後には英彦山や八面山の山々を望見できる。
- 玖珠町日出生、岩室
西椎屋の滝の景
耶馬渓層の上にある筑紫溶岩にかかり、落差は83m、滝壺1500㎡で豊かな水量が落下する様は豪壮雄渾で西日本一の名瀑を誇り、「日本の滝百選」にも選ばれている。
- 玖珠町日出生、院内町西椎屋、和田、来鉢
龍門滝・小滝の景
松木川にかかる落差20m・幅40m、中間の滝壺がある二段式の滝で、柱状の岩床を洗う清流は美しく、最近は「滝すべり」で有名だ。近くに落差10m、幅5mの小滝も有。
- 九重町松木
高野堂の景
高野堂を中心とした岩峰。岩膚の無数の穴に緑が着生して自然の造形美を見せる。特にシイ、カシ林の中から50mにも及ぶ岩柱の林立と岸壁に灰色の帯を見せる景趣は美事。
- 宇佐市麻生
仙岩山の景
院内町との境にある仙岩山一帯の景である。仙岩山の西北側には中腹〜頂上にかけて72峰もある岩峰、石柱が林立し、凝灰角礫岩の耶馬溪式風景の標識的な存在となっている。
- 宇佐市麻生
龍泉寺の滝の景
福貴野の滝落口から下流の河川敷一帯の景で、西椎屋の雄滝、東椎屋の雌滝に対し小滝と呼ばれている。落差は約60m。滝裏から眺められるので「裏見の滝」とも呼ぶ。
- 安心院町福貴野、山ノ口
仙ノ岩の景
高さ100mにも及ぶ平岩や屏風岩、巨大な剣を突き刺したような独立の剣ケ嶽や奥の仙岩窟など十数峰を数えて余りある。この奇峰群の豪壮さ、崇高さ等は筆舌では表せない。
- 安心院町鳥越
東椎屋の滝の景
筑紫溶岩にかかる滝。高さ85mから落下する豪壮さは「日本の滝百選」にも選出。特に滝壺から下流数百mの渓谷は、渕、早瀬、静かに流れる清水と耶馬溪滝の中でも最高だ。
- 安心院町東椎屋