1987.10.23

豊前乃國ほんやばけい禅海太鼓

今もなお語り継がれる禅海の偉業。太鼓の響きと共に・・・。

享保20年（1735年）旅の僧、禅海は「青の鎖渡し」の難所に遭遇し、隧道開削事業を一人決意する。
蚤と槌での難事業は、約30年の歳月を費やし、ついに全長342m（うちトンネル部分は144m）の青の洞門を完成させる。
「青の洞門」開削作業の傍ら、僧禅海によって私たちの郷土に伝えられた和太鼓のリズム。それを受け継いで現在に伝えるために、曩祖太鼓（のうそだいこ）の監修により表現された郷土の伝統芸能「禅海太鼓」。
その「禅海太鼓」を正しく継承・普及させるために、1987年10月「豊前乃國ほんやばけい禅海太鼓」を結成しました。
2000年11月には、和太鼓をやりたい郷土の子供たちが集い、後継者団体として「ZENKAI太鼓"和"」を結成。
2022年7月、8月と子供たちに和太鼓の体験会を実施し、10月には次の世代となる「鼓Z」がデビュー。

story

■1987年10月23日
豊前乃國ほんやばけい禅海太鼓　結成

■2000年11月
ZENKAI太鼓「和」結成

■2010年5月2日
ZENKAI太鼓「和」10周年記念コンサート

■2011年 8月13日
第13回日本太鼓ｼﾞｭﾆｱｺﾝｸｰﾙ優勝・内閣総理大臣賞
※初の全世界生中継を実施

■2012年12月31日
NHKゆく年くる年　年越しLIVE放映

■2022年10月16日
「鼓Z」　DEBUT

■2025年夏（開催予定）
ZENKAI太鼓「和」結成25周年記念

community

地域の伝統文化の継承と振興に努めている中で、和太鼓を通して日本独自の“礼儀”や“作法”を学び、子供たち自身が“自主性”や“協調性”を養い、“表現力”や“集中力”の身に付けにも繋がっています。
校区を超えて様々な地域から集まっていることや年齢の異年齢の集まりである事が、子供たちの更なる成長と変化に繋がっており、この変化は保護者自身の意識をも変化させ、子供たちと同様に親同士も深い繋がりを築けています。
地域行事に参加する事で和太鼓や地域にも興味や関心をもってもらえるようになり、小学校の授業の中で直接太鼓を学ぶ機会を取り入れて頂けるようになり、文化祭でも発表するなど“学校教育”にも広がっています。
引き続き私たちの演奏や事業活動が地域の“希望”や“元気”に少しでも繋がるように活動してまいります。
今後ともよろしくお願いします。